”坂本商店”



先週、お着物のイベントをさせて頂いたのですが、すっかり体調を崩してしまい1週間もブログとSNSの更新が中断してしまいました。コロナではなかったのが何よりです。St.Louis Anime Fes まで後5日!引き続きおすすめアニメをご紹介したいと思います。日本では血は水よりも濃いという言葉があるように、血縁家族が本来最も固く結ばれているはずです。しかし、これまでにご紹介してきた映画「万引き家族」やアニメ「SPY×FAMILY」など、血のつながりを超えても尚、強く愛し合う家族の物語は多くの人の心を打ちますよね。今日ご紹介する『SAKAMOTO DAYS』も、その系譜にあるアニメです。
(下記、一部ネタバレあり)


『SAKAMOTO DAYS』(サカモト デイズ)は、鈴木祐斗先生により、2022年「全国書店員が選んだおすすめコミック 2022」にて6位に選ばれた人気アニメです。主人公はかつて“伝説の殺し屋”と呼ばれた坂本太郎。ある日コンビニで働いていた女性・葵に恋をし、裏社会から足を洗って結婚、そして娘と小さな「坂本商店」を営みながら、平凡で穏やかな日常を選びます。ただ、そんな平和な暮らしも長くは続きません。ある日、彼の首に懸賞金が懸けられ、刺客たちが次々と襲いかかってきます。坂本は「人を殺さない」という誓いを胸に、かつての部下のシンを坂本一家の家族として迎え入れ、刺客や裏社会の組織と対峙していきます。そんな中、中国マフィアの娘ルー、狙撃の名手平助など、新たな坂本ファミリーが増えていきます。
アニメの中には、まさかの殺し屋達からなる労働組合的なものや運転免許みたいなライセンス、訓練所があったり、「Order」と呼ばれる殺し屋連盟の精鋭部隊も登場します。彼らは一人ひとりが際立った個性を持っていて、アニメ自体の内容はかなり暴力的なのですが、コメディ要素満載です。坂本と旧友ナグモ、無邪気に巨大ノコギリを振るう可愛い女の子オサラギ、そして剣速を誇る謎の老人タカムラ…。悪役も登場するたびに「この先どうなるのだろう」と目が離せなくなるほど強烈なキャラで埋め尽くされているアニメです。
“坂本商店”

そんな『サカモトデイズ』を語るうえで外せないのが「坂本商店」の存在です。日常の拠点として描かれるこの小さなお店は、今は“コンビニ”に押されてしまった懐かしい雰囲気の個人商店です。現在は、こういった個人商店が消えつつあり、コンビニが日本の街を支えてくれています。日本のコンビニは、アメリカのコンビニとは全く違いガソリンスタンドとセットというわけでもなく、トイレ休憩のついでに食べ物や飲み物を買うだけではありません。お弁当やおにぎり、スムージ―、コーヒー、スイーツやお総菜、ハイプロテインやダイエット用のメニューも充実していて、ふらっと立ち寄るだけで食事が整ってしまうほどです。文房具や下着、シャツなども買えてしまいます。
それに加えて、公共料金や税金の支払い、郵便や宅配便の受付、旅行やコンサートチケットの発券、行政の証明書の交付までこなす、いわば「暮らしのインフラ」なんです。災害時には物資の供給拠点にもなります。まさに私たちの“暮らしを守ってくれる存在”とも言えるかもしれません。坂本がファミリーの生活の平穏を守ろうとする姿勢と重なって見えてくるのも納得です。
コンビニの醍醐味

各コンビニには、それぞれ特色があります。セブンイレブン7-11はプライベートブランド「セブンプレミアム」や「セブンカフェ」が根強い人気と言われており、ファミマは「ファミチキ」やベーカリーシリーズ、ローソンは「ウチカフェ」のロールケーキや「からあげクン」が定番です。デイリーヤマザキは焼きたてパンが強みで、ミニストップはイートイン重視で、ソフトクリームやハロハロといったスイーツが人気です。
ちなみに私は、関西なのでセブンイレブンのことを「セブイレ」と呼んでいましたが、セブンイレブンは全国的に「セブン」と呼ばれるのが一般的ということを最近知りました。また北海道の一部では「イレブン」とも呼ばれているそうです。私は「セブン」と聞くとつい祖父の大好きだったセブンスターの“たばこ”を思い出してしまいます。しかし、セブンスターの事をセッタと略している人もいるそうで。。。たばこであれ、コンビニであれ、人によって連想が異なるのは、そのアイテムが地域によって生活の一部になっている証拠で面白いなと思いました。
日本のコンビニ文化のなかでも独特なのが「くじ」ですよね。アメリカのコンビニで売られているお金が当たる宝くじとは違い、日本のコンビニのアニメやゲームとのコラボの「一番くじ」や「ハッピーくじ」は、必ず何か当たる“ハズレなし”の楽しい仕組みです。最近では「ちいかわ」や「たまごっち」などが話題になりましたが、やはり圧倒的に注目度が高いのは『鬼滅の刃』シリーズです。2025年春に発売された「鬼滅の刃 ~受け継ぐ者~」では、A賞に悲鳴嶼行冥の31センチフィギュア、B賞に鬼舞辻無惨のフィギュアは、そのサイズ感が話題になりました。2025年秋発売予定の「雷の兄弟」は、善逸と獪岳をメインに据えたラインナップで、既にSNSやファンサイトで期待の声が高まっているそうです。
こういった人気のアニメのくじは、ラストワン賞を狙って開店前から並ぶ人がいるほどの人気で、完売スピードも桁違いだそうです。私の友人もヒロアカが大好きで、くじを引くためにコンビニを何軒もはしごしていました、コンビニに行く目的が、買い物をするのではなく「くじを引くため」になっていました。かくいう私もシナモンロールとマイメロ、ポムポムプリンのくじの時は末賞に近いタオルやキーホルダー、コップ等の景品ですら可愛くて、ひいてしまいました。本当はラストワン賞の布団が欲しかったのですが、当たりませんでした。当たったらスーツケースに詰めてアメリカにもって帰ってくるつもりでした(笑)
最後に

日本のコンビニは暮らしの安心や便利さを支え、時には娯楽や地域コミュニティの役割までも担ってくれます。また地域によっては、ご当地名産品を置いているコンビニもあります。『SAKAMOTO DAYS』の坂本商店も、ただの商店ではなく“人をつなぎ、暮らしを守る拠点”として描かれている点で、現実のコンビニと強く共鳴しているのではないかと思います。
皆さんも日本に旅行された時は、是非違うコンビニに行ってご自身の”醍醐味”を見つけてみてください。
Chiren
President, Japanese Institute of St. Louis
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(参照リンク)
https://collabo-cafe.com/events/collabo/chiikawa-ichibankuji-vol4-hokkori-yu2025-add-info-lineup/?utm_source=chatgpt.com
https://prizenavi.com/32120/?utm_source=chatgpt.com
https://collabo-cafe.com/events/tag/ichiban-kuji/?utm_source=chatgpt.com
https://insid e-games.jp/article/2025/08/26/170944.html
https://nlab.itmedia.co.jp/cont/articles/3466207/
https://www.lmaga.jp/news/2023/04/632533/
https://subculwalker.com/archives/71284/
https://dime.jp/genre/1306397/
https://sakamotodays.jp/character/
https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1729038962
https://1kuji.com/products/kimetsu25
https://1kuji.com/products/kimetsu27
https://www.lawson.co.jp/lab/entertainment/art/20250909_kujisanrio.html
https://japancareer.uz/jp/posts/134
https://www.lmaga.jp/news/2023/08/716702/
